Half in Doubt

廊下を右往左往する私を見て2人が吹き出す。

慧「すみれ最高」
宏太「久しぶりにこんなに笑ったわ」
すみれ「もう、2人とも笑いすぎ」

2人の声につられて私も笑ってしまう。
ここに来てからは笑うことが少なくなっていたから、笑顔を見られたことにホッとする。

宏太と慧が最後のイスを積み上げてバリケードは完成し、私たちは部屋へと移動した。
部屋には海斗以外のメンバーが揃っていた。

すみれ「照くん」

投票の前、海斗を追いかけていった照に声をかける。

すみれ「海斗は......?」
照「鐘がなる前に少し話せたけど、部屋からは出てこなかった。ここに降りてくる前もドアをノックしたけど、返事してくれなくて」
すみれ「そっか......」
零「少しそっとしておいてあげた方がいいのかもしれないね」
照「そうだな。また後で様子を見に行こう」

零と照の言葉に頷いていると、別の話題が聞こえてきた。
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