Half in Doubt

照「......うまい!ちょっと食ってみ?」
愁「あ、うまいわ!」
慧「本当だ、おいしい」
零「おいしいよ、亮平」
亮平「......お前ら“おいしい”しか言わねぇな」
すみれ「大ちゃんがいたら食レポしてくれたのにね」

言ってしまってからハッと口元を押さえる。
せっかく賑やかだった部屋が、その一言のせいで一気に静まり返ってしまった。

慧「大ちゃん、ね......」
すみれ「ごめ__」
愁「阿部くんのことなんだけどさ」

謝ろうとした私を遮るように、愁が口を開いた。

愁「石になったのって、火災報知器が怪しいと思うんだよね」

愁が話題にあげたのは、さっき大輝の部屋で私と話していたことについてだった。
室内の雰囲気がまた変化する。

亮平「火災報知器?」
愁「うん」
翔太「もしかして、あれのこと?」
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