Half in Doubt
照「おい、お前ら普通のもちゃんと作れよ」
翔太「そういう照くんが真っ先に変わり種探してるってどうなの」
みんなで賑やかに話す時間が、とても久しぶりなものに感じる。
ゲームが始まってからまだ2日目なのに、もう随分と長くこの状況に置かれているような気がしていた。
亮平「......見た目はだいたいどれも同じだな」
照「このうちの半分は中にやばいやつが入ってるってことでしょ?」
愁「うわ、怖ぇ......!」
1人2個ずつ食べられるように作られたおにぎり。
各々が1つずつ変わり種を入れた結果、2つに1つは罰ゲームという状態になってしまった。
こんなハードなロシアンルーレットは初めてだ。
......言い出したのは俺だけど。
翔太「俺、すみれの分も持っていくよ」
適当に2つずつおにぎりを分ける。
すみれのおにぎりは翔太が選んで、そして届けてくれることになった。
宏太「両方ハズレだったらきついな」
照「ハズレってどっち?普通の具の方?」
亮平「照くん、それバラエティー番組の発想だから」