Half in Doubt

翔太「お腹壊してトイレにいるタイミングで石になったりしなきゃいいけど」
愁「縁起でもないこと言うなよ!っていうか腹壊すようなものはさすがに入れてないだろ」

なんて話をしながらキッチンを片付け、みんなで部屋を出ようとしたところで、照がボーっと宙を見つめているのに気がついた。

宏太「照」
照「あ、ごめん。何?」
宏太「大丈夫か?何かあった?」
照「いや......今みたいな時間がずっと続けばいいのになと思って」

たしかに、今朝みんなでご飯を食べていた時の空気よりは、今の方がずっといい。
でも。

宏太「全員揃ってるのが一番だけどな」
照「そうだな。岩本ならそう言うと思ったよ」

そう言って笑った照に「何かあったら言えよ」と念押しして、俺らは部屋を後にした。
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