社長の溺愛にとかされて
レストランでの食事の後、慎也が行きたい所があると言うので、
商業施設を出て、車に乗り込む。

着いたのは、高級ブティック。

外装、内装共に、商業施設の店とは格段に違い、
お金持ちなムードがムンムンしている。

えーっと、私、足を踏み入れていいのかしら?

あまりの雰囲気に躊躇していると、
慎也が店員に愛想よく話しかけ、服を見ている。

さっき、商業施設で服買ったのに、
今度は仕事用に、かっちりした服でも探しているのかしら?

慎也は社長だ、プライベートではラフな服で良くても、
やはり仕事ではかっちりとした服も必要なのかもしれない。

私は店の中で服を見るのではなく、慎也をぼんやり見ていると、
慎也が女性物の服ばかり見ているのに気づく。

あれ?慎也自分の服買いに来たんじゃないの?

すると、慎也が私を呼んで、手に持っていた服を私にあてる。

「これなんか似合うと思う」

「本当にお似合いですわ」

店員も慎也に合わせ、うなずく。
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