社長の溺愛にとかされて
デート当日、もちろん晴天。

晴れ女絶好調。

秋らしく、茶色の一部に模様の入った生地を使っている
長めの巻きスカートに、上はたるみシャツで、ゆったりしたスタイル。

ピアスは慎也にかってもらった、花のピアスで、
華やかな気分にしてくれている。

髪も少し無造作にして、遊びの雰囲気を出している。

慎也の車に乗り込むと、「へえ、可愛いね」と言ってくれた。

「このかっこう気に入った?」

「ちょっとは慣れたけど、イメージが崩されるって新鮮」

「イメージ崩れたの?」

「仕事ではきっちりしているからな、カジュアルな服は新鮮に思える」

「いい意味?」

「もちろん」

「イメージと言うと、バーのドレスどうだった?」

「あれは強烈」

「強烈?」

その後、慎也は何か言おうとして、結局黙ってしまったので、
何も聞き出せなかった。
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