俺とのすべては 期限付き!
「なあ、お夕、聞いてもいい?」
俺は彼女のすべすべした肌をそっと撫でながら言った。
「何かしら?」
「男って寂しい生き物だと思わないか?」
「いきなり、どういうテーマなの?」
「いや、女は強いなと思ってさ。」
「私もそう思う。」
「だろ?」
「たぶん、女は強くないと生き残れない歴史があったのよ。」
「それ、どういうテーマ?」
「つまり、あなたに関しては数知れない過去の、もしくは現在進行形の女がどんだけいようが、私にはたいして問題ないことだと思える。そこが肝心ね。」
「俺、お夕のそういうとこ好き。」
「何言ってんの。あなたが単にわがままなだけでしょ。」
デコピンと、鼻ピンをくらったが
その後はとてつもなく甘いキスをされて
俺の脳はお夕のしたい放題のすべてに支配された。
~ 完 ~
お読みいただきましてありがとうございます。
何でもない後味、印象に残らないタッチ、
はっきりしないストーリー展開、ごく普通にありそうなシーン、
一般的な日常っぽい画を書いていると、
夢のようなドラマに胸を焦がしたい、
そんな恋がしたいと切望してしまう私です。
~ 北原 留里留 ~
俺は彼女のすべすべした肌をそっと撫でながら言った。
「何かしら?」
「男って寂しい生き物だと思わないか?」
「いきなり、どういうテーマなの?」
「いや、女は強いなと思ってさ。」
「私もそう思う。」
「だろ?」
「たぶん、女は強くないと生き残れない歴史があったのよ。」
「それ、どういうテーマ?」
「つまり、あなたに関しては数知れない過去の、もしくは現在進行形の女がどんだけいようが、私にはたいして問題ないことだと思える。そこが肝心ね。」
「俺、お夕のそういうとこ好き。」
「何言ってんの。あなたが単にわがままなだけでしょ。」
デコピンと、鼻ピンをくらったが
その後はとてつもなく甘いキスをされて
俺の脳はお夕のしたい放題のすべてに支配された。
~ 完 ~
お読みいただきましてありがとうございます。
何でもない後味、印象に残らないタッチ、
はっきりしないストーリー展開、ごく普通にありそうなシーン、
一般的な日常っぽい画を書いていると、
夢のようなドラマに胸を焦がしたい、
そんな恋がしたいと切望してしまう私です。
~ 北原 留里留 ~


