幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。
後片付けをしていると、玲音が後ろから抱きしめてきた。

「ちょっ、何?」

「いいじゃん」

まあ、いいか。

玲音の誕生日ぐらい、わがままに付き合わなきゃ。

「これからが本番だから覚悟しとけよ」

本番。

そんなこと言われたら、緊張しちゃうかも。

「……うん」

今日はこの間買ったパジャマ着よう。

下着も………そうしようかな。

なんてことを考えていた。

念のため、だもんね。

そういう意味じゃないけど、念のため。

別に期待はしてないもん!
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