嘘つきシンデレラ




もうこらえられず、




さとみの瞳から
 



ふくれあがった涙が、こぼれた。





そう思われても、しょうがないのかもしれない。





何度も、私は嘘をついた。





何度も 社長に嘘をついた。





でも。





だって、社長に知られたくなかった。


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