愛は惜しみなく与う③
ってことは
朔と響も無事!?

「…お前達につけていた奴らも…倒したのか?」

「??あー…後をつけてきた奴らか?倒したも何も……雑魚すぎて相手にもならねーよ」


泉は傷ひとつついていない
むしろ爽やかすぎる顔をしている

水瀬は歯を食いしばり続けた



「あの海の家、あそこも大丈夫か?お前がここにきたってことは、あっちが大変なことになってるはずだぞ?」


「そ、そうや!海斗さんの店にも!」


みんなが…
そう言ったが、泉は大丈夫だから。そう優しくあたしに言う



「海斗さんと慧と新がいる。それにみんなもいる。さっき店を囲む男達を全員捕まえたって…連絡あった」


全て片付けてから迎えにきたんだよ?
だから心配することは何もないんだ。わかったか?あたしの目を見て、ふわりと笑う



「俺たちは、強い」



今度は水瀬に向かって泉はそう言った


泉とあたしは部屋の入り口に。
水瀬は部屋の奥のベッドのところに立つ。

そして泉は一歩前へ…



「かかってこい。俺は機嫌がすこぶる悪いから、手加減できないけど」



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