愛は惜しみなく与う③
貴方って人は本当に…
そう言って志木は涙ぐんだ


「とりあえず、皆さんあと2時間くらいありますので、どこかで休憩しますか?お腹すいていません?」


「あー確かに。腹減った」


朔は自分のお腹を押さえながら志木に返答する。
うーーーん。言われてみればお腹すいたかも?

志木も運転しっぱなしやし、ご飯休憩を挟もうかな。


時刻はもう夜だ


家に着くのは結構遅くなりそう


「皆んなには車で帰ってるってゆうてんの?」

「うわ、やべぇ。連絡入れてない」


はぁ。泉は本当に、報!連!相!の、報!!が疎かや。基本的に忘れる


「携帯解約したら?」

「杏に言われたくない」


泉はプイっとした。
え、何?悲しい。泉の反抗期?


「ちょっと電話していいですか?」

「お構いなく」


泉は本当に不思議や
なんかあれから、2人でちゃんと話してないからなんとも言えへんけど。

話したいような話したくないような


だってあの時


諦めたらあかんって、思った

泉の言葉で。
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