mariage~酒と肴、それから恋~《7》
「私が25歳で、旦那が37歳の頃だったんだけどね」
栄子さんは、昔のことを自慢げに懐かしみながら話し始めた。
「旦那はこの店で先代と一緒に料理作ってて、私は客として初めて店に来たのね。
そしたら、頼んでもないのに杏仁豆腐が出てきて!」
「ご主人からのサービスだったんだね!で?それで?」
「ご馳走してくれるっていうから、ありがたく杏仁豆腐いただいてたら、そしたら、結婚を前提にお付き合いしてくださいって!いきなりよ?」
「えー、すごーい!」
思わず加地くんと顔を見合わせて驚いた。
客として来てた栄子さんに一目惚れしたご主人は、会ったその日に、口説いて結婚したってこと?!
しかも一回りも年下の女子に!
居たたまれなくなったのか、厨房で中華鍋を振るご主人が、栄子さんに注意する。
「こら、やめんか、恥ずかしいだろう」
「いいじゃないの、ほんとのことなんだから」
栄子さんは、ご主人に微笑みかけた。
「スゴ~い、ご主人積極的!!奥手そうなのに人って見かけによらないんですね!」
恥ずかしがるご主人に、あたしも茶化すように声をかけた。
栄子さんは、昔のことを自慢げに懐かしみながら話し始めた。
「旦那はこの店で先代と一緒に料理作ってて、私は客として初めて店に来たのね。
そしたら、頼んでもないのに杏仁豆腐が出てきて!」
「ご主人からのサービスだったんだね!で?それで?」
「ご馳走してくれるっていうから、ありがたく杏仁豆腐いただいてたら、そしたら、結婚を前提にお付き合いしてくださいって!いきなりよ?」
「えー、すごーい!」
思わず加地くんと顔を見合わせて驚いた。
客として来てた栄子さんに一目惚れしたご主人は、会ったその日に、口説いて結婚したってこと?!
しかも一回りも年下の女子に!
居たたまれなくなったのか、厨房で中華鍋を振るご主人が、栄子さんに注意する。
「こら、やめんか、恥ずかしいだろう」
「いいじゃないの、ほんとのことなんだから」
栄子さんは、ご主人に微笑みかけた。
「スゴ~い、ご主人積極的!!奥手そうなのに人って見かけによらないんですね!」
恥ずかしがるご主人に、あたしも茶化すように声をかけた。