冷徹社長の初恋
目を覚ますと、見知らぬ部屋にいた。
えっと……私、どうしたんだっけ?と、身をよじると、私の体に巻き付けられていたたくましい腕が、ぎゅっと抱きしめてきた。まるで、離れるなと言われているみたいに。
そうだ、私、春日さんと……
何度も求められた、あまい時間を思い出して、頬が熱くなる。
「絲、起きたか?」
「は、はい」
「悪い。無理させすぎたな。絲があんまりにもかわいくて」
「そ、そんな……恥ずかしいです」
「照れる絲もかわいいな」
抱きしめられているから逃げることもままならず、彼の胸元に顔を埋めた。剛さんは、優しく私の髪を撫でている。
「絲、好きだ。俺の恋人になってくれないか?」
不意に耳元で、囁くように言われて体が震える。
「わ、私も、春日さんのことが好きです」
「こら、絲。春日さんにもどっているぞ。さっきはあれほど情熱的に、俺の名前を呼んでくれていたのに」
「ご、剛さん」
必死の思いで呼ぶと、剛さんはくすくす笑っていた。
えっと……私、どうしたんだっけ?と、身をよじると、私の体に巻き付けられていたたくましい腕が、ぎゅっと抱きしめてきた。まるで、離れるなと言われているみたいに。
そうだ、私、春日さんと……
何度も求められた、あまい時間を思い出して、頬が熱くなる。
「絲、起きたか?」
「は、はい」
「悪い。無理させすぎたな。絲があんまりにもかわいくて」
「そ、そんな……恥ずかしいです」
「照れる絲もかわいいな」
抱きしめられているから逃げることもままならず、彼の胸元に顔を埋めた。剛さんは、優しく私の髪を撫でている。
「絲、好きだ。俺の恋人になってくれないか?」
不意に耳元で、囁くように言われて体が震える。
「わ、私も、春日さんのことが好きです」
「こら、絲。春日さんにもどっているぞ。さっきはあれほど情熱的に、俺の名前を呼んでくれていたのに」
「ご、剛さん」
必死の思いで呼ぶと、剛さんはくすくす笑っていた。