冷徹社長の初恋
そういえば、さっきも〝出会った時から〟って言ってた。どうしてだろう?
「ご、剛さん、出会った時からって……」
「ああ。初めて絲と言葉を交わした時、仕事に対する絲のまっすぐな姿勢や、目の前の子どもに向ける直向きな想いを感じて、一目惚れしたんだ。その想いは、絲のことを知れば知るほど強く、大きくなっていった。
女に対して、こんなふうに想うのは初めてなんだ」
剛さんは私の頭に口付けして、愛おしそうに撫で続ける。なんだか、くすぐったい気持ちになる。
「俺は、この先の人生、絲と一緒にすごしていきたいと思っている。だが、若い絲を俺が縛り付けてしまってもいいのかとも思う」
少し声を低くした剛さんに驚いて、顔を上げる。目の前には、切なげに瞳を揺らす剛さんがいた。
なんだか、プロポーズのような別れのような言葉に、頭が混乱する。
「ご、剛さん……?」
「ご、剛さん、出会った時からって……」
「ああ。初めて絲と言葉を交わした時、仕事に対する絲のまっすぐな姿勢や、目の前の子どもに向ける直向きな想いを感じて、一目惚れしたんだ。その想いは、絲のことを知れば知るほど強く、大きくなっていった。
女に対して、こんなふうに想うのは初めてなんだ」
剛さんは私の頭に口付けして、愛おしそうに撫で続ける。なんだか、くすぐったい気持ちになる。
「俺は、この先の人生、絲と一緒にすごしていきたいと思っている。だが、若い絲を俺が縛り付けてしまってもいいのかとも思う」
少し声を低くした剛さんに驚いて、顔を上げる。目の前には、切なげに瞳を揺らす剛さんがいた。
なんだか、プロポーズのような別れのような言葉に、頭が混乱する。
「ご、剛さん……?」