冷徹社長の初恋
「休日の夜に?それもう、見学絡みの範囲を逸脱しているよね?」

何もいえずに俯いていた。
川原先生は、うすうす勘付いていると思う。

「町田先生、春日さんに唆されてないか?あの人、相当遊んできたみたいだし。町田先生に対しても、最初から目をつけてたような言動だし」

「そ、そんなことは……」

「町田先生。僕は、町田先生が心配なんだ。くれぐれも、軽はずみなことはしないようにね」

「軽はずみ……は、はい。大丈夫です」

この週末、私のとった行動は、軽はずみなことだったのだろうか?
昨日見てしまったネット上の情報と、寝不足の頭が、ちゃんと考えようとしても重く邪魔をする。

「町田先生、今日はもう帰った方がいい。僕も帰るから、駅まで送っていくよ」




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