冷徹社長の初恋
「ごめん。ちょっと熱くなりすぎた。でも、町田さんは、春日さんをご両親に紹介できると思う?年齢も職業も違いすぎる人を。ネットに派手な過去を晒されるぐらいの人を」

両親に紹介……春日さんは会いに行くって言ってくれたけど……
川原先生の指摘に、動揺してしまう。

「僕は、君は春日さんにうまいように言われて、騙されてると思うよ」

「春日さんは、本当に誠実に、過去のことも隠さずに話してくれたんです」

「まあ、そうだとしても……
それで、町田さんはなんでこんなに沈んでたの?」

「それは……川原さんに言われて、パソコンで調べてみたんです。予想以上の情報量に驚きました。過去のことだって、気にしないようにしました。まあ、若干無理矢理ですけど。でも、昨夜……」

「大丈夫?」

言葉を詰まらせた私を、心配そうに覗き込む川原先生。なんたか、こんな話に付き合わせていることが申し訳なくなる。

「すみません。こんな話に付き合わせてしまって……」

「いや。気にしないで話してよ」

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