冷徹社長の初恋
「これで大丈夫かな?」

「そうですね。写真もバッチリ撮れました」

一通りの打ち合わせと見学を終えて、施設の方にお礼を言って車に乗り込んだ。

「お昼はどうしようか?この辺りはお店があまりないから、移動した方がいいと思うけど」

「そうですね。運転させてしまって申し訳ないですけど、いいですか?」

「かまわないよ。じゃあ行こうか」

川原先生にはあてがあったのか、行きとは違う道を走っていた。
30分ほど走ったところにあった洋食屋さんに立ち寄って、遅めのランチをとった。



運転のお礼に支払いを申し出たものの、断られた挙句、私の分まで払わせてしまって申し訳なくなる。



「少し都心の方へ行こうか?学校にもどるのもなんだし、どこかでお茶でもしながら、今日の下見のまとめをやってしまおう」

「そうですね。記憶が鮮明なうちにやってしまいたいです」

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