冷徹社長の初恋
渋る川原先生を強引に説得して、なんとかここの支払いを任せてもらえてホッとする。
外に出て車に向かいながら、ふと視線を上げると、反対車線の少し離れた歩道に、見覚えのある姿を見つけた。
「えっ?」
「どうした?」
おもわずもらした声を、拾われてしまった。川原先生は、私の視線の先を追った。
「春日さんだ……」
遠目にも、剛さんの姿は目立つからよくわかる。
その隣には……すらっとした女性がいた。しかも、腕を組んで……
女性は剛さんに顔を近づけて、何やら話しているようだ。なんだか、その雰囲気が馴れ合った者同士のよう。私はその場に固まってしまった。
「どう見ても、仕事には見えないな」
川原先生の言葉が、私の思っていたことと合致して、胸に刺さる。
「大丈夫?町田さん」
心配そうに覗き込まれて、はっとする。
外に出て車に向かいながら、ふと視線を上げると、反対車線の少し離れた歩道に、見覚えのある姿を見つけた。
「えっ?」
「どうした?」
おもわずもらした声を、拾われてしまった。川原先生は、私の視線の先を追った。
「春日さんだ……」
遠目にも、剛さんの姿は目立つからよくわかる。
その隣には……すらっとした女性がいた。しかも、腕を組んで……
女性は剛さんに顔を近づけて、何やら話しているようだ。なんだか、その雰囲気が馴れ合った者同士のよう。私はその場に固まってしまった。
「どう見ても、仕事には見えないな」
川原先生の言葉が、私の思っていたことと合致して、胸に刺さる。
「大丈夫?町田さん」
心配そうに覗き込まれて、はっとする。