冷徹社長の初恋
「……いえ。仕事じゃあ、こんなにおいしいハーブティーもクッキーもいただけませんから。半分以上、プライベートな時間ですね」
春日さんの表現は、ほとんど変わらない。でも、その目だけは、どこかホッとしたような色を滲ませていた。
不意に春日さんが手を伸ばしてきて、私の頬に触れてきた。驚きすぎて、おもわずビクリと体が揺れてしまった。
「か!春日さん、ど、どうしたんですか?」
春日さんは、一向に手を離す気配を見せない。それどころか、親指で私の唇をひと撫でするから、またビクリとしてしまう。同時に!恥ずかしさから顔が熱くなっていく。
時間にしてどれぐらい経ったのだろう。長いのか短いのか、緊張しすぎてわからなかった。恥ずかしさが限界を迎える頃、春日さんはそっと手を離した。そして、ふっと目元を緩めた。
「絲、口元にクッキーの粉がついてるぞ」
「えっ?本当ですか?は、恥ずかしい……」
急いでハンカチで口元を拭う。そんな恥ずかしいことになっていたのに、勘違いしてドキドキしていたなんて……
春日さんの表現は、ほとんど変わらない。でも、その目だけは、どこかホッとしたような色を滲ませていた。
不意に春日さんが手を伸ばしてきて、私の頬に触れてきた。驚きすぎて、おもわずビクリと体が揺れてしまった。
「か!春日さん、ど、どうしたんですか?」
春日さんは、一向に手を離す気配を見せない。それどころか、親指で私の唇をひと撫でするから、またビクリとしてしまう。同時に!恥ずかしさから顔が熱くなっていく。
時間にしてどれぐらい経ったのだろう。長いのか短いのか、緊張しすぎてわからなかった。恥ずかしさが限界を迎える頃、春日さんはそっと手を離した。そして、ふっと目元を緩めた。
「絲、口元にクッキーの粉がついてるぞ」
「えっ?本当ですか?は、恥ずかしい……」
急いでハンカチで口元を拭う。そんな恥ずかしいことになっていたのに、勘違いしてドキドキしていたなんて……