卒業まで100日、…君を好きになった。
葉子ちゃんの苛立ちは、拓がわたしに対して感じている怒りと、きっと同じなんだと思う。
『昼休み、平くんが唯の荷物持っていこうとするからびっくりしたよ。どうしたのか聞いたら、唯が廊下で具合悪くなってたって言うから』
タイミングがタイミングだったから、それはさぞかし気まずい雰囲気になっただろう。
想像するだけで胃が痛くなりそうだ。
『わたしが荷物持っていくって言ったら、平くんに断られちゃった』
「え? どうして?」
『陰口叩くような人たちには、春川さんも来てほしくないんじゃないのって』
「た、平くんが、そんなことを……?」
『うん。なんかすっごく怒ってて、何も言えなくなっちゃった。実際その通りだしね……』