卒業まで100日、…君を好きになった。
*
平くんの言葉の意味がわかったのは、その夜のことだった。
奈々から今日の昼休みのことについて、電話があったのだ。
早退したことで、心配してくれたらしい。
まず体調を気遣われて、次に謝られた。
『ごめんね、唯。お昼休み、もしかして葉子ちゃんとわたしたちの会話、聞こえてたんじゃない?』
「……聞くつもりじゃ、なかったんだけど」
『やっぱり……。本当にごめんね。そのせいで早退したんだよね』
「奈々は悪くないよ? っていうか、誰も悪くないよ」
葉子ちゃんの言葉や態度には確かにいちいち棘があって、わたしは毎回それにぶっすり刺されてしまうんだけど。
でもわたしの何かが葉子ちゃんをイラつかせてるのは、間違いないのだ。
平くんの言葉の意味がわかったのは、その夜のことだった。
奈々から今日の昼休みのことについて、電話があったのだ。
早退したことで、心配してくれたらしい。
まず体調を気遣われて、次に謝られた。
『ごめんね、唯。お昼休み、もしかして葉子ちゃんとわたしたちの会話、聞こえてたんじゃない?』
「……聞くつもりじゃ、なかったんだけど」
『やっぱり……。本当にごめんね。そのせいで早退したんだよね』
「奈々は悪くないよ? っていうか、誰も悪くないよ」
葉子ちゃんの言葉や態度には確かにいちいち棘があって、わたしは毎回それにぶっすり刺されてしまうんだけど。
でもわたしの何かが葉子ちゃんをイラつかせてるのは、間違いないのだ。