卒業まで100日、…君を好きになった。
もしいるなら、わたしとふたりでご飯食べてるのってまずくない?
でも彼女がいたらわたしのことなんて誘わないか。
「どうかした?」
「あ。ううん。ええと、それで平くんはどこに合格したの?」
「K大」
「け、K大!? そ、そうなんだ。すごいね……」
東大理Ⅲは確実と言われていた人は、推薦で入るところも普通じゃない。
私立でもトップクラスの大学だなんて。
しかもそこに合格したのに、特別喜ぶでもなくさらっと報告しちゃう平くんはさすがだ。
「いつ合格発表だったの?」
「今日」
「わあ! もしかして放課後ひとりだったのは、先生から報告聞いてきたから?」
「うん」
「じゃあ平くんの合格を聞いたのって、クラスでわたしがいちばん?」
こくりと頷く平くんに、なんだかうれしくなった。