卒業まで100日、…君を好きになった。
見られてたんだ。
もしかしてすぐ後ろにいたのかな。
声をかけてくれれば――なんて思ったけど、いまの葉子ちゃんがわたしに声をかけてくるはずない。
「なに話してたの?」
「え? ええと……なんだっけ」
まさか告白めいたことをされていたとは言えない。
しかも2度目。
そしてさらに3度目の予告までされてしまったなんて、おそろしくて言えるわけがない。
「そんなたいしたことじゃなかったと思うよ」
「だったら言えばいいじゃん」
「えぇ……。えーと、卒業式のこと、とか」
卒業式にもう1回告白される。
さっきの聡くんを思い出して赤くなったり青くなったり。
あーもう、頭が働かない。
ぼーっとする。しんどい。
頭痛までしてきて、本格的につらくなってきた。
「唯って、1年の時彼のこと好きだったんでしょ?」