卒業まで100日、…君を好きになった。

しかもわたしの話なんて、面白くもなんともないのに。


これじゃだめだ。

せっかく楽しいことをする同盟を結んだんだから。



「それよりさ! これからどうしようね?」

「そうだね。春川さんは、やりたいこととかある?」

「やりたいこと? うーん。バイトはずっと、やってみたいって思ってたかな。でもほら、この学校来て、授業についてくのやっとだったからそんな余裕がなかったんだよね」

「いいね。俺もバイトは短期でもいいから、してみたいって思ってた」



そうか。

短期のバイトって手もあるんだ。


わたしたちはもう受験生じゃないから、特別補講も受けなくていいし、冬休みも講習に行く必要もない。

冬休みのあとは自主登校だから、時間はたっぷりある。
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