卒業まで100日、…君を好きになった。
普通だと思うけどなあ。
サボる方が罪悪感あって緊張もするし、わたしにとってはハードルが高い。
時計を見ると、もうすぐHRが始まる時間になっていた。
学校までノロノロ歩き過ぎただろうか。
玄関に生徒はほとんどいなくなっていた。
急いだ方がいいかもと平くんを促そうとした時。
「アツシ?」
靴箱の影からひとり、女子生徒があらわれた。
アツシ……って、平くんか!
現れた女の子を見て納得した。
特進クラスの木内さんだ。
才女って言われるくらい頭の良い子で、それからお人形みたいに綺麗な人だから学校の有名人。
そして木内さんはたしか、平くんの元カノだったはず。
「なんか用?」