一級建築士の萌える囁き~ツインソウルはお前だけ~
「ラーメン旨かった」

「でしょ?たまに無性にあのコッテリ細麺とチャーシューが食べたくなるんですよね」

店を出た後、萌音は満足そうに海音に答えていた。

「まだお昼の時間が余ってるけど、コーヒーでも飲む?」

「とんこつラーメンの後にコーヒーって案外Mですね。佐和山さん」

そう言って笑う萌音だが、確かにとんこつラーメンとコーヒーの組み合わせは重い。

「じゃあ、公園の自販機で飲み物でも買おう」

そう言うと、海音は萌音のビジネスバッグを取り上げ、近くの公園に向かった。

「ちょ、佐和山さん・・・!」

追いかけてくる萌音の気配に、海音はクスッと笑う。

゛意地っ張りで有能な俺のバディ゛

ようやく目の前に現れた獲物を逃すつもりはない。

海音の脳裏には、これまで何度も思い返してきた高等部でのある出来事が浮かんでいた。

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