転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
「あら、私、これはこれで好きよ。素朴なお味でおいしいもの」
皇妃のそばには、紙にくるまれたクッキーがいくつも置かれている。どうやら、味を占めたタケルが、先日と同じルールにしたらしい。
「これな、『スタートに戻る』とか、『ゴールに一番近い人とコマを入れ替える』とかあって面白いんだぜ!」
今日、タケルが持ってきたすごろく板は、新作だという。だからといって、皇妃まで巻き込まなくてもいいだろうに。
「では、あなたはヴィオラと代わりなさい。部屋に戻って休んでいていいわ」
「かしこまりました」
席についていた皇妃の侍女が立ち上がって頭を下げる。彼女を見送って、ヴィオラは席についた。
「……これ、すごく盛り上がるから!」
「今回は、俺は一度も勝てていない。母上の全勝利だ」
「コマを入れ替えるというルールが私を勝たせてくれたのよね」
ふふっと笑って、皇妃は新しいコマを並べる。厨房でたくさん用意したらしく、籠の中には色のついた紙でくるまれたクッキーがまだまだあった。
皇妃のそばには、紙にくるまれたクッキーがいくつも置かれている。どうやら、味を占めたタケルが、先日と同じルールにしたらしい。
「これな、『スタートに戻る』とか、『ゴールに一番近い人とコマを入れ替える』とかあって面白いんだぜ!」
今日、タケルが持ってきたすごろく板は、新作だという。だからといって、皇妃まで巻き込まなくてもいいだろうに。
「では、あなたはヴィオラと代わりなさい。部屋に戻って休んでいていいわ」
「かしこまりました」
席についていた皇妃の侍女が立ち上がって頭を下げる。彼女を見送って、ヴィオラは席についた。
「……これ、すごく盛り上がるから!」
「今回は、俺は一度も勝てていない。母上の全勝利だ」
「コマを入れ替えるというルールが私を勝たせてくれたのよね」
ふふっと笑って、皇妃は新しいコマを並べる。厨房でたくさん用意したらしく、籠の中には色のついた紙でくるまれたクッキーがまだまだあった。