転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
ひらひらとヴィオラに手を振ったスティーシャは、自分の侍女と連れ立って自室の方に戻っていく。ヴィオラは、スティーシャが角を曲がるのを見送ると、ニイファの方へ振り返った。
「――行きましょう。リヒャルト様はなんて?」
「セスが来たということ、情報を持っているということだけはお伝えしましたが、特になにもおっしゃいませんでした」
「……そう」
「セスの名を出すかどうかは迷ったのですが、話は聞いてくださるそうです」
「よかった」
リヒャルトは、クィアトール宮から少し離れたところで待っていた。ヴィオラとニイファが合流すると、急ぎ足でセスが待っている場所を目指す。
歩きながら、リヒャルトが問いかけてきた。
「……なぜ、セスと俺を会わせようと思った?」
「ちょっと迷ったんですけど。でも、ここに来るのって命がけでしょう。少なくとも、セスは見つかったら、今度は国外追放ではすまないと思うんです。牢屋に入れられるだけならいいけれど」
「――行きましょう。リヒャルト様はなんて?」
「セスが来たということ、情報を持っているということだけはお伝えしましたが、特になにもおっしゃいませんでした」
「……そう」
「セスの名を出すかどうかは迷ったのですが、話は聞いてくださるそうです」
「よかった」
リヒャルトは、クィアトール宮から少し離れたところで待っていた。ヴィオラとニイファが合流すると、急ぎ足でセスが待っている場所を目指す。
歩きながら、リヒャルトが問いかけてきた。
「……なぜ、セスと俺を会わせようと思った?」
「ちょっと迷ったんですけど。でも、ここに来るのって命がけでしょう。少なくとも、セスは見つかったら、今度は国外追放ではすまないと思うんです。牢屋に入れられるだけならいいけれど」