転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
「よくも俺の前に顔を見せることができたものだ」
(違う、緊張してるんじゃない……これは、怒っているんだ)
リヒャルトの怒りは、ヴィオラにも伝わった。もともと親友として信じていた相手だ。
だが、セスはリヒャルトを裏切った。二度と会うことのない相手だと思っていたはずだ。
――それに。
セスがいなくなったあと、リヒャルトは特定の護衛をつけていない。皇宮騎士団の団員の中から〝その日の当番〟がリヒャルトにつくように制度が変更されている。
それは、二度と裏切られたくないというリヒャルトの気持ちの表れなのではないだろうか。なんてことに、このタイミングで気づいてしまった。
「時間がないので、率直にお話しします」
セスは申し訳なさそうに一瞬顔をゆがめたけれど、それ以上のことは口にしなかった。
「ティアンネ妃とザーラ妃が結びつきました。先ほど、この点についてはヴィオラ様にもお話しさせていただきましたが」
(違う、緊張してるんじゃない……これは、怒っているんだ)
リヒャルトの怒りは、ヴィオラにも伝わった。もともと親友として信じていた相手だ。
だが、セスはリヒャルトを裏切った。二度と会うことのない相手だと思っていたはずだ。
――それに。
セスがいなくなったあと、リヒャルトは特定の護衛をつけていない。皇宮騎士団の団員の中から〝その日の当番〟がリヒャルトにつくように制度が変更されている。
それは、二度と裏切られたくないというリヒャルトの気持ちの表れなのではないだろうか。なんてことに、このタイミングで気づいてしまった。
「時間がないので、率直にお話しします」
セスは申し訳なさそうに一瞬顔をゆがめたけれど、それ以上のことは口にしなかった。
「ティアンネ妃とザーラ妃が結びつきました。先ほど、この点についてはヴィオラ様にもお話しさせていただきましたが」