転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
皇帝がヴィオラの皿にチョコチップクッキーを載せたので、ますますいたたまれない気分に陥った。
「どうした? 顔色がよくないな。アデリナ、そなたはどう思う?」
「そうね。熱はないようだけれど。もし具合が悪いのなら、侍医を呼ぶわ。部屋に帰っておやすみなさい」
「ち、違うんです……これは、そのぅ――」
皇帝の前で、もごもごとヴィオラは口ごもる。
(私、ものすごく緊張して、そして心配してるんだ)
緊張はしているが、皇帝と差し向かいで話ができる機会なんてそうそうない。
思いきって口を開く。
「あ、あの――陛下。私、嫌な噂を聞いてしまって、それで、心配で――」
「どうした?」
「その、陛下の病気って、リヒャルト様が、な、なにかしたからじゃないかって――」
ヴィオラの言葉の途中で、皇帝が笑い始めた。
なにを笑っているのだろうと、ヴィオラはむっとしてしまう。こちらは、ものすごく緊張して、ようやく絞り出したというのに。
「どうした? 顔色がよくないな。アデリナ、そなたはどう思う?」
「そうね。熱はないようだけれど。もし具合が悪いのなら、侍医を呼ぶわ。部屋に帰っておやすみなさい」
「ち、違うんです……これは、そのぅ――」
皇帝の前で、もごもごとヴィオラは口ごもる。
(私、ものすごく緊張して、そして心配してるんだ)
緊張はしているが、皇帝と差し向かいで話ができる機会なんてそうそうない。
思いきって口を開く。
「あ、あの――陛下。私、嫌な噂を聞いてしまって、それで、心配で――」
「どうした?」
「その、陛下の病気って、リヒャルト様が、な、なにかしたからじゃないかって――」
ヴィオラの言葉の途中で、皇帝が笑い始めた。
なにを笑っているのだろうと、ヴィオラはむっとしてしまう。こちらは、ものすごく緊張して、ようやく絞り出したというのに。