転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
ヴィオラ自身はそういうつもりはないのだが、セドリックにとっては褒め言葉のようなので、今のところ強く抗議はしていない。
「――君のじゃないだろう。俺の――婚約者だ」
「まだ、婚約式は終わってないだろう?」
「そういう問題じゃない」
(……婚約者って言われちゃった……!)
そんな場合ではないのに、ヴィオラはドキドキしてしまった。
「じゃあ、俺はもう行く。気をつけろよ、ヴィオラ姫」
「あ、はい。ありがとうございました」
視線を感じて見上げれば、リヒャルトがじっとこちらを見下ろしている。それから手を伸ばしてきた彼は、ヴィオラの頭をぽんぽんとした。
「どうしました?」
そうやって頭をぽんぽんされるのは、子供だと突き付けられている気になる半面、リヒャルトに近づけたようで嬉しくもある。
今、婚約者発言が彼の口から出たばかりだからなおさらだ。
「君は、俺の婚約者だ。そうだろう?」
「……ええ」
「――君のじゃないだろう。俺の――婚約者だ」
「まだ、婚約式は終わってないだろう?」
「そういう問題じゃない」
(……婚約者って言われちゃった……!)
そんな場合ではないのに、ヴィオラはドキドキしてしまった。
「じゃあ、俺はもう行く。気をつけろよ、ヴィオラ姫」
「あ、はい。ありがとうございました」
視線を感じて見上げれば、リヒャルトがじっとこちらを見下ろしている。それから手を伸ばしてきた彼は、ヴィオラの頭をぽんぽんとした。
「どうしました?」
そうやって頭をぽんぽんされるのは、子供だと突き付けられている気になる半面、リヒャルトに近づけたようで嬉しくもある。
今、婚約者発言が彼の口から出たばかりだからなおさらだ。
「君は、俺の婚約者だ。そうだろう?」
「……ええ」