転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
「こちらも、手が足りないのですよ。母国からの支援は得られませぬでな。ザーラ妃と手を結ぶのは、苦肉の策でございました」
やはり、そうなのだろう。
ティアンネ妃の母国は、イローウェン王国と国境をめぐって争っていた。そんな中、ザーラと手を組むことをよしとするはずがない。
「……だが、それもここで終わりだ」
「まだでございますよ。我々が、無事にここを逃れればまた機会を作ることはできるでしょう。皇帝陛下は、ティアンネ様を害さないでしょう」
落ち着き払ったリンデルトの声音は、自分の言葉を信じていることを正面からリヒャルトにつきつけてきた。
「おとなしく投降しろ、リンデルト。悪いようにはしない」
「その言葉を、信じることができればよかったのですが――なに、ここから逃げることくらい、どうにでもなるでしょう」
まっすぐにリヒャルトに剣を向けるリンデルトの目には迷いなどない。リヒャルトを殺してでも、この場から逃れると決めているようだ。
やはり、そうなのだろう。
ティアンネ妃の母国は、イローウェン王国と国境をめぐって争っていた。そんな中、ザーラと手を組むことをよしとするはずがない。
「……だが、それもここで終わりだ」
「まだでございますよ。我々が、無事にここを逃れればまた機会を作ることはできるでしょう。皇帝陛下は、ティアンネ様を害さないでしょう」
落ち着き払ったリンデルトの声音は、自分の言葉を信じていることを正面からリヒャルトにつきつけてきた。
「おとなしく投降しろ、リンデルト。悪いようにはしない」
「その言葉を、信じることができればよかったのですが――なに、ここから逃げることくらい、どうにでもなるでしょう」
まっすぐにリヒャルトに剣を向けるリンデルトの目には迷いなどない。リヒャルトを殺してでも、この場から逃れると決めているようだ。