転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
 タケルが普段使っている剣は刀に近い形状なので、帝国で使われている片手持ちの剣にはまだ慣れないらしく、稽古に付き合ってもらったそうだ。

「剣術の先生も欲しいんだよなー。母上が、次にこっちに来る時に誰か連れてきてくれるとは言っていたけど、たいぶ先になるだろ」
「そうですね。先生がいないと大変ですよね」

 あえて名前は出さないけれど、タケルの剣術の師匠は、ミナホ国とオストヴァルト帝国の関係を悪化させようともくろみ、失敗して国に送り返されることとなった。
 甘い処分かもしれないが、ヤエコがそう決めたので、帝国側としてはそれ以上追及するつもりはないそうだ。
 タケルの母親であるヤエコも、監視を兼ねて彼に付き添って帰国した。
夏には戻ってくる予定であるが、タケルとしては少々さみしいようだ。わざわざ晩餐会が終わるのを待っていたのは、そのためだろう。
 そして、タケルが用意したすごろくは、今オストヴァルト帝国で大流行中だ。
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