かりそめ婚ですが、一夜を共にしたら旦那様の愛妻欲が止まりません
「おいおい、花澤。お前、今自分がシュレッダーにかけてる書類なんだかわかってるのか?」
「え? うわっ!」
いつまでも加賀美さんのゴミだめのようなデスクで仕事なんかしたくないと思っていたところへ最近、ようやく会社で自分のデスクを用意してもらい、おかげでスムーズに仕事もはかどっていたというのに。
あ~、やっちゃったな……。
昨夜のことをぼーっと考えていたら、うっかり先日、恭子さんからもらったパティスリー・ハナザワの売り上げデータの書類をシュレッダーにかけてしまっていた。
加賀美さんに言われるまで気づかなかったなんて……どうかしてる。
店の情報をUSBに保存しようと思ったけれど、情報流出を懸念した館川さんがあまりいい顔をしなかった。だから、紙の書類で仕事を進めていたけれど、元データがないんじゃ話にならない。
はぁぁ。今夜、仕事が終わったら恭子さんにお願いしてもう一度同じデータをもらいに行かないと……。
一瞬の出来事で余計な仕事が増えてしまったと、私は加賀美さんに気づかれないように小さくため息をついて気分転換に休憩室へ向かった。
休憩室に入るとそこには誰もいなかった。人がいると気を遣ってしまい、なかなか気が休まらないからホッとした。
「え? うわっ!」
いつまでも加賀美さんのゴミだめのようなデスクで仕事なんかしたくないと思っていたところへ最近、ようやく会社で自分のデスクを用意してもらい、おかげでスムーズに仕事もはかどっていたというのに。
あ~、やっちゃったな……。
昨夜のことをぼーっと考えていたら、うっかり先日、恭子さんからもらったパティスリー・ハナザワの売り上げデータの書類をシュレッダーにかけてしまっていた。
加賀美さんに言われるまで気づかなかったなんて……どうかしてる。
店の情報をUSBに保存しようと思ったけれど、情報流出を懸念した館川さんがあまりいい顔をしなかった。だから、紙の書類で仕事を進めていたけれど、元データがないんじゃ話にならない。
はぁぁ。今夜、仕事が終わったら恭子さんにお願いしてもう一度同じデータをもらいに行かないと……。
一瞬の出来事で余計な仕事が増えてしまったと、私は加賀美さんに気づかれないように小さくため息をついて気分転換に休憩室へ向かった。
休憩室に入るとそこには誰もいなかった。人がいると気を遣ってしまい、なかなか気が休まらないからホッとした。