かりそめ婚ですが、一夜を共にしたら旦那様の愛妻欲が止まりません
「花澤さんがずっと探してたものです。これ、店頭の棚の下にあったんですよ、掃除のときに昨日、俺が見つけました」
あんなに隈なく探したというのに棚の下にあったなんて……。
恭子さんがなくしものは忘れた頃にひょっこり出てくるものだと言っていたのを思い出す。本当にその言葉通りだ。
やっと見つかった……。
嬉しくてドキドキしながら包みを開いて見ると、そこには紛れもなく失くしたピンバッジがキラッと輝いていた。言葉に言い表せないような安堵が一気にこみあげてくる。
「ありがとうございます。本当に、なんてお礼を言ったらいいか……」
「あの、花澤さん……俺の話、少し聞いてくれませんか?」
猪瀬君の改まった口調に視線をあげると、彼は「えっと……」と口ごもりながら顔を赤らめ、頭を掻いた。
「どうしたんですか?」
なにか言いにくいことでもあるのかな、と猪瀬君の言葉を待っていると、彼は大きく深呼吸して口を開いた。
「俺、花澤さんのことが好きになっちゃったみたいで……年下だけど、よかったら付き合ってもらえませんか?」
「……え?」
あんなに隈なく探したというのに棚の下にあったなんて……。
恭子さんがなくしものは忘れた頃にひょっこり出てくるものだと言っていたのを思い出す。本当にその言葉通りだ。
やっと見つかった……。
嬉しくてドキドキしながら包みを開いて見ると、そこには紛れもなく失くしたピンバッジがキラッと輝いていた。言葉に言い表せないような安堵が一気にこみあげてくる。
「ありがとうございます。本当に、なんてお礼を言ったらいいか……」
「あの、花澤さん……俺の話、少し聞いてくれませんか?」
猪瀬君の改まった口調に視線をあげると、彼は「えっと……」と口ごもりながら顔を赤らめ、頭を掻いた。
「どうしたんですか?」
なにか言いにくいことでもあるのかな、と猪瀬君の言葉を待っていると、彼は大きく深呼吸して口を開いた。
「俺、花澤さんのことが好きになっちゃったみたいで……年下だけど、よかったら付き合ってもらえませんか?」
「……え?」