Serious Finght ー本気の戦いー
第7章 騎士よ大切な人を守れ
朝。本部基地には夜月以外のメンバーと友が集まっている。
「夜月が来ない!?」聖也以外のメンバーは驚き、友のスマホを奪い取った。
【実】「なんでぇ?」
実樹は友のスマホのトーク画面をスライドする。
【友】「知らん。夜月からは『休む』とだけ送られてきたからな。」
友はそう言うと、実樹からスマホを取り上げた。
【友】「聖也、何か知らないか?」
友は聖也の方を見たが、聖也は目を合わそうとせず無愛想に「知らねぇ。」と言い、本部基地から出ていった。
【友】「あいつ、何か知ってんな。」
友は長年の感が働いた。
【渚】「僕行ってくる。」
渚はそう言うと、聖也の後を追うように本部基地から出ていった。
【美】「何か、変だね。色々と。」
【友】「あぁ、黒瀬先生の様子もおかしかったしな……。」
友は不信感を覚えた。
【実】「もしかして昨日、3人に何か合ったんじゃない?衝突みたいな?」
実樹は呑気にイチゴミルクを飲みながら、そう言った。
【友】「確かに、実樹の言ってる事は間違ってないかもしれないな。」
【美】「私も思う。」
友と美咲は実樹の言った事に同感した。
【実】「でしょー。実樹天才だから!」
実樹は一人でドヤ顔をかました。
しかし誰も反応しない。
【玲】「それじゃあ、」
【実】「無視すんなッ!!」
実樹は玲央にツッコミを入れた。
【友】「やべぇ、職員会議始まっちまう。」
友は自分の腕時計を見て焦って本部基地から出て行った。
一方聖也と渚は、ふたりで話していた。
【渚】「聖也、」
【聖】「んだよ、ついて来てたのか。」
聖也は後ろを振り返った。
【渚】「ねぇ聖也、夜月ちゃんに何言ったの?もしかして、傷つけるような事でも言ったの?」
渚は聖也に近づく。渚の取柄である笑顔はない。
【聖】「ッ……。言いたくて言った訳じゃないんだよ……。感情のコントロールが出来なくて……。」
聖也は下を向いた。昨日の事を思い出すだけで心が抉れる。夜月の顔を思い出すだけで泣きたくなるんだよ。
聖也は自分の気持ちを押し殺し、渚と話を続けた。
【渚】「そんなの、ただの言い訳だよ。夜月ちゃんの事、分かってて言ったんでしょ?」
渚は聖也の事を見透かした様に言う。
【聖】「何で、分かるんだよ……。」
【渚】「聖也と夜月ちゃんは幼馴染でしょ?そのぐらいの関係ならズバズバ言っても可笑しくないんじゃない?」
渚は聖也の目を見つめた。
【聖】「お前に、何が分かるんだよ……。」
聖也は渚の目を逸らす。
【渚】「分かるよ。……僕にも大切な人が居たからね。……でもッ、死んじゃったんだよ……。僕のせいでね……。」
渚は弱々しい声で話した。きっと話したくなかった筈だ。でも、聖也と夜月の関係を壊したくないばっかりに口走ってしまったのだ。
【聖】「死んだって……、どういう事だよ……。」
【渚】「僕が、……彼女を傷つけた。彼女を追い込んでしまったんだよ……。だからね、聖也、」
渚はそう言うと、聖也と目線を合わせた。
【渚】「仲が良いからって、傷つけ合うことだって簡単に出来るんだよ。相手を死に追い込む事だって出来るんだ。……ふたりには僕と雪花みたいになってほしくない。だからさ、大切にしてあげて?辛い思いをしてほしく無いんだよ……。死んでしまったら、遅いんだよ?助けられないんだよ……。」
渚は泣く事を必死に我慢し聖也に訴えかけた。この言葉で聖也の気持ちがリセットされた。
『死んでしまったら遅いんだよ?』その言葉が聖也の背中を押してくれたのだ。
【渚】「ごめんね、こんな暗い話になっちゃって。」
【聖】「いや、むしろ聞けて良かったよ。お前の言葉で何かリセット出来た気がする。」
聖也はそう言うと、渚の頭に手を乗せた。
【渚】「良かった、……そろそろ戻ろっか。」
【聖】「おう。」
ふたりは本部基地へ戻った。
扉を開けると実樹が飛び出してきた。
【実】「あっ!ねぇねぇ、ムグッ」
美咲は実樹の口を塞いだ。
【美】「馬鹿!聞くなッ!」
【玲】「イチゴミルク奢ってやるからお前は喋るな!!」
美咲と玲央は必死に実樹の暴走を止めた。
【実】「やったー!」
実樹はイチゴミルクに反応して、さっき言おうとしてた事を完全に忘れている。
美咲と玲央は、「ほんと、子ども……。」と思った。
朝。本部基地には夜月以外のメンバーと友が集まっている。
「夜月が来ない!?」聖也以外のメンバーは驚き、友のスマホを奪い取った。
【実】「なんでぇ?」
実樹は友のスマホのトーク画面をスライドする。
【友】「知らん。夜月からは『休む』とだけ送られてきたからな。」
友はそう言うと、実樹からスマホを取り上げた。
【友】「聖也、何か知らないか?」
友は聖也の方を見たが、聖也は目を合わそうとせず無愛想に「知らねぇ。」と言い、本部基地から出ていった。
【友】「あいつ、何か知ってんな。」
友は長年の感が働いた。
【渚】「僕行ってくる。」
渚はそう言うと、聖也の後を追うように本部基地から出ていった。
【美】「何か、変だね。色々と。」
【友】「あぁ、黒瀬先生の様子もおかしかったしな……。」
友は不信感を覚えた。
【実】「もしかして昨日、3人に何か合ったんじゃない?衝突みたいな?」
実樹は呑気にイチゴミルクを飲みながら、そう言った。
【友】「確かに、実樹の言ってる事は間違ってないかもしれないな。」
【美】「私も思う。」
友と美咲は実樹の言った事に同感した。
【実】「でしょー。実樹天才だから!」
実樹は一人でドヤ顔をかました。
しかし誰も反応しない。
【玲】「それじゃあ、」
【実】「無視すんなッ!!」
実樹は玲央にツッコミを入れた。
【友】「やべぇ、職員会議始まっちまう。」
友は自分の腕時計を見て焦って本部基地から出て行った。
一方聖也と渚は、ふたりで話していた。
【渚】「聖也、」
【聖】「んだよ、ついて来てたのか。」
聖也は後ろを振り返った。
【渚】「ねぇ聖也、夜月ちゃんに何言ったの?もしかして、傷つけるような事でも言ったの?」
渚は聖也に近づく。渚の取柄である笑顔はない。
【聖】「ッ……。言いたくて言った訳じゃないんだよ……。感情のコントロールが出来なくて……。」
聖也は下を向いた。昨日の事を思い出すだけで心が抉れる。夜月の顔を思い出すだけで泣きたくなるんだよ。
聖也は自分の気持ちを押し殺し、渚と話を続けた。
【渚】「そんなの、ただの言い訳だよ。夜月ちゃんの事、分かってて言ったんでしょ?」
渚は聖也の事を見透かした様に言う。
【聖】「何で、分かるんだよ……。」
【渚】「聖也と夜月ちゃんは幼馴染でしょ?そのぐらいの関係ならズバズバ言っても可笑しくないんじゃない?」
渚は聖也の目を見つめた。
【聖】「お前に、何が分かるんだよ……。」
聖也は渚の目を逸らす。
【渚】「分かるよ。……僕にも大切な人が居たからね。……でもッ、死んじゃったんだよ……。僕のせいでね……。」
渚は弱々しい声で話した。きっと話したくなかった筈だ。でも、聖也と夜月の関係を壊したくないばっかりに口走ってしまったのだ。
【聖】「死んだって……、どういう事だよ……。」
【渚】「僕が、……彼女を傷つけた。彼女を追い込んでしまったんだよ……。だからね、聖也、」
渚はそう言うと、聖也と目線を合わせた。
【渚】「仲が良いからって、傷つけ合うことだって簡単に出来るんだよ。相手を死に追い込む事だって出来るんだ。……ふたりには僕と雪花みたいになってほしくない。だからさ、大切にしてあげて?辛い思いをしてほしく無いんだよ……。死んでしまったら、遅いんだよ?助けられないんだよ……。」
渚は泣く事を必死に我慢し聖也に訴えかけた。この言葉で聖也の気持ちがリセットされた。
『死んでしまったら遅いんだよ?』その言葉が聖也の背中を押してくれたのだ。
【渚】「ごめんね、こんな暗い話になっちゃって。」
【聖】「いや、むしろ聞けて良かったよ。お前の言葉で何かリセット出来た気がする。」
聖也はそう言うと、渚の頭に手を乗せた。
【渚】「良かった、……そろそろ戻ろっか。」
【聖】「おう。」
ふたりは本部基地へ戻った。
扉を開けると実樹が飛び出してきた。
【実】「あっ!ねぇねぇ、ムグッ」
美咲は実樹の口を塞いだ。
【美】「馬鹿!聞くなッ!」
【玲】「イチゴミルク奢ってやるからお前は喋るな!!」
美咲と玲央は必死に実樹の暴走を止めた。
【実】「やったー!」
実樹はイチゴミルクに反応して、さっき言おうとしてた事を完全に忘れている。
美咲と玲央は、「ほんと、子ども……。」と思った。