3月生まれの恋人〜Birthday present〜
一方のあたしは、パスタを頬張りつつも内心、複雑な心境だった。
話の流れに乗せて口にするつもりでいた相談は、丁度やってきた料理のお陰で、一時中断
一番言いにくい部分で止まった話を、莉奈にどう切り出したものか・・・。
考え込むごとに、自然に無口になるあたしに
パスタを啜っていた莉奈が突然顔を上げた。
『ところで、相談って何なの?
聞いてる限りじゃ、今の彼氏には問題なさげだけど?』
莉奈の、いきなりの、核心を突く質問に
口に入れたばかりのパスタを喉に詰まらせるあたし
“ゴホッ”
無理やり飲み込んでむせてしまい
慌てて手元のアイスティーをがぶ飲みして、息をつく・・・。
『そ・・それが・・・
・・・その』
ごにょごにょと言い淀むあたしに
不思議そうに顔を覗き込んでくる莉奈
恥ずかしさで、かあっと火照る頬を手で覆い、あたしは意を決して莉奈を見つめた