A Z T E C | 年上ドクターの甘い診察


気づけば翌日。
目が覚めると既に11時近かった。


「ん〜...よく寝たぁ」


枕元に置いてある手紙。


"おはよう。
病院に行ってきます、お昼頃戻るね"



(先生、忙しいんだな..)



杏はベットから起き上がり、
窓を開けると目の前に広がる快晴。


先生もずっとこの景色を見てきたんだろうか。
そう思うとなんだか特別な気がして嬉しかった。



昨日のことを思い出すだけで、
ドキドキして、笑顔になっちゃう。


ふと、飾ってある写真が目に入った。


制服姿の先生の横に、
サッカーボールを持った男の子。


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