ラストトーク〜君がページをめくる時〜
「夢芽って、東京にいた頃どんな生活だったの?僕は東京の医大に行きたいから、東京のこととか教えてほしいな」
私の頭の中にあの日々が蘇る。みんなから悪口を言われ、無視され、ボロボロに傷ついた日々ーーー。
しかし、みんなは私に優しい目を向ける。私の唇が震えた。
「思い返せば、夢芽って東京のこと何も話さないよね。せっかくだし色々聞かせてもらおうっと」
茜ちゃんがマシュマロを口に放り込み、ニコニコ笑う。
もう話すしかない。みんなが受け入れてくれるかはわからない。それでも、話さなければならないのだ。それが優しくしてくれたみんなにすべき義務なのだから……。
「……あのね、みんなに今まで言ってなかったことがあるの」
私は水色のガウチョパンツを握りしめ、震える声で言った。
「普通に見えるけど、みんなと少し違うの。……ADHDとLDという発達障害を持っているの」
みんなの笑顔が固まる。私は体を震わせながら話を続けた。
私は小さい頃から本が好きだった。本を読んでいる間は集中していて、周りの音が聞こえなくなる。忘れ物も多く、メモを取らないと頼まれたことを忘れてしまう。そして算数が理解できず、小学校四年生の頃から算数は別の教室で受けていた。
私の頭の中にあの日々が蘇る。みんなから悪口を言われ、無視され、ボロボロに傷ついた日々ーーー。
しかし、みんなは私に優しい目を向ける。私の唇が震えた。
「思い返せば、夢芽って東京のこと何も話さないよね。せっかくだし色々聞かせてもらおうっと」
茜ちゃんがマシュマロを口に放り込み、ニコニコ笑う。
もう話すしかない。みんなが受け入れてくれるかはわからない。それでも、話さなければならないのだ。それが優しくしてくれたみんなにすべき義務なのだから……。
「……あのね、みんなに今まで言ってなかったことがあるの」
私は水色のガウチョパンツを握りしめ、震える声で言った。
「普通に見えるけど、みんなと少し違うの。……ADHDとLDという発達障害を持っているの」
みんなの笑顔が固まる。私は体を震わせながら話を続けた。
私は小さい頃から本が好きだった。本を読んでいる間は集中していて、周りの音が聞こえなくなる。忘れ物も多く、メモを取らないと頼まれたことを忘れてしまう。そして算数が理解できず、小学校四年生の頃から算数は別の教室で受けていた。