シンデレラには····程遠い

「ありがとうございます。絢斗さん。」
「ご両親とも元気そうで良かった。」
「はい。陽斗も嬉しそうで。」
絢斗さんの腕の中で眠る
陽斗の頭を撫でながら
絢斗さんと話す。

両親と楽しく食事をして
両親は、陽斗と一緒に遊んでから
帰って行った。

私達もタクシーに乗り
帰宅する。

陽斗は、お腹がいっぱいなのと
遊び疲れて寝てしまった。

大好きなパパがいて
おじいちゃん、おばあちゃんがいて
テンションが上がっていたから。

陽斗の楽しそうな顔を思い出し
「うふふっ。」
と、笑いが漏れると
絢斗さんは、私の顔を見て
微笑んでいた。

本当に優し過ぎる旦那様
変わらぬ大きな愛で包んでくれる。

陽斗が生まれてから
両親の近くに住むと絢斗さんから。

だが、そうなると
絢斗さんの会社から
少し遠くなる
大好きなパパは、日頃は
忙しくて陽斗に会えないから
「もう少ししてからでも良いのでは?」
と、父が言った。
「私達が、遊びに行かせて貰うよ。」
と。
絢斗さんもその言葉に頷いていた。

私や陽斗の事を思ってと
私の両親の事を考えてだ。

それを両親も解っているから。
父が、そう絢斗さんに伝えると
母は、にっこり笑っていた。

もう少し陽斗が大きくなったら
大学に戻りフランス語を
教えたいと思っている。
大学側からも待っていますと
言ってもらえた。

陽斗をベッドに寝かせて
二人で寛いでから
お風呂に。

疲れて陽斗は、
起きる事はなく

私は、絢斗さんに
意識がなくなるまで
翻弄されて
幸せな眠りについた。
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