一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
そう答えるのが精一杯で、携帯を持つ手に力が入って思わず声が震えてしまう。
それくらいショックだった。
私だけが知らなかったの、、?
もしかしたら他の弟達も知ってるのかな。
そう思ったら、一気にモヤモヤに飲み込まれる。
「、、姉貴?誰かから聞いた?それとも本人?」
「何も、、聞いてない、、、。暁人くんの事、何も知らないの、、恋人同士になったのに。」
「マジ?!おめっとさん。ようやくか〜〜長かったな。」
「でも、、何も聞いてないよ、、。」
「あー、、まぁアイツが転校してきた時にはもう姉貴は中学だったし、それからも学校が被る事無かったから知らなくて当然。結構噂されてたから大概の奴は知ってると思うけど。それに、、、姉貴だけには知られたくないんじゃなかいか?アイツのことだから変な心配して幻滅されるんじゃないかって思ってるんだと思うけど。」
「噂って、、どんな、、?」
「暁人が言ってないなら俺の口からは言えない。、、けど聞いた所で他の奴らと違って姉貴の性格上、幻滅したり離れていったりはしないだろうけど。気になるなら本人に聞いてみたら?」
「、、やめとく。遅くに電話してごめんね?じゃあまた。」
そう言って一方的に電話を切った。