一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》



めちゃくちゃ緊張していた私達の気持ちも知らずに勝手に勘違いして落ち込んで騒いで、、そんな家族の姿に段々と腹が立ってきた。

真面目な所は彼の長所で、私の好きな所でもあるのに暁人くんを責めるような言い方にムカムカしてきて、我慢できなくなってつい声を上げた。










「、、真面目じゃ駄目なの?不誠実な人よりも凄くいいと思う!!!そういう所も好きになった所なんだからあんまり暁人くんを悪く言わないでっ、、!」




こんな風に感情的になることが少ない私に家族は驚いてポカンとしている。

ビックリさせて変な雰囲気にさせてしまったのは申し訳ないけれども、いくら家族といえども彼を悪くいうのは許せない。








再び静まり返るリビングにドタドタと騒がしい足音が近づいてきて、勢いよく扉が開いた。

開けたのはもちろん出張先から帰ってきた私の父親で、私と彼を交互に見ると目を輝かせた。















「たっだいま〜!!それで?!?!2人の結婚式はいつにするって?」



これまた家族同様ぶっ飛んだ父親のセリフにもう呆れてモノも言えない。

すると隣で言われるがままだった彼が口を開いた。









『ガッカリさせてしまってすみません。まだ恋人になって数日しか経っていないんです。』

「えぇ〜!?!?そうなの?!」


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