マスクの最強少女


「…ケチ」

「何ですか宮本くん」

有無を言わせぬ顔で反論された。


放課後、裏警察に行くと

神代さんは圭人のケーキの隣に角砂糖と砂糖水を置いて、

ゆっくり味わいながらパソコンを開いていた


「一口くれても良くない…?」


「…一口だけですよ。」

渋々フォークをこちらに差し出してきて近付いたケーキに口を寄せるが、


「おい。」


「んー、やっぱり美味しです!」

しっかりUターンしたフォークは神代さんの口に運ばれた


「はいはい、あげますからそんなに睨まないでくださ。笑

どーぞ」


今度はゆっくりとこちらに渡して来たので、その手を逃さないようにグイッと引っ張り

口の中に収めた


「うわ美味っ」

想像をはるかに超えて美味かったケーキ

おばさんの店に本気で紹介しようかと思える。


「はいっ、食べたら仕事始めますよ。」

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