ずっとおまえが嫌いだった
中学3年、私は15才だった。

なお、悪いことにここでも不良というものに目をつけられた。

主犯格はサヨという名前の女だ。
金をせびられたり
放課後に大勢の女子に囲まれ髪を引っ張られた。

私はまた、不登校になっていった。
しかし、父は公務員で休みは有給をとったりするので
家に居るときがある。

そんなときはもちろん殴られる。

だから、私は私だけの秘密の場所を見つけた。
狭い狭い押し入れの中だったが
父が家に居る日に学校を休むときは
もっぱら、押し入れの中で過ごした。

暗く、埃くさい
それでも、この場所は私を守ってくれる唯一の居場所だった。
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