愛され秘書の結婚事情*AFTER
「そんなこと、思うわけがありません!」
そう声を上げたのは、営業部で一番の成績を上げている、入社三年目の男性社員だった。
三年前の親睦会で七緒に助けられた彼は、真剣な表情と声で訴えた。
「佐々田さんは、内面も外見も美しい、素晴らしい女性です! 彼女を見初めた桐矢常務は、とても見る目があると思います! 僕はお二人のご結婚を、心から祝福します!」
するとその声を皮切りに、至る所から同意の声が上がった。
「私も、佐々田さんはイイ子だと思う! 常務とどうぞお幸せに!」
「常務も、今度こそ幸せになって下さいね!」
「つーか一回り年下の嫁さんとか、メッチャ羨ましいんスけど!」
「黙れ小僧! そんなの桐矢常務くらい素敵だから、佐々田さんだってプロポーズをオッケーしたに決まってるでしょ!」
「ていうか、あの塚川君は!? もしかして振っちゃったの!?」
ゴシップ好きな女子社員の言葉に、七緒は赤い顔で「あ、はい」と頷いた。
「彼は本当に、ただの幼馴染で……」
「でも塚川グループでしょ!? 西の不動産王って言われてる、あの塚川グループのお坊ちゃんだよね!?」
「えっ、そうなんだ!」
「じゃあ佐々田さんは、その御曹司の求愛を蹴って、桐矢常務の方を選んだってこと!?」
「きゃあ、凄い! 本物の愛だねっ!」
「ねーっ、あっちもかなりのイケメンだったのにねーっ」
「いやいや、やっぱり私は常務派だわーっ。常務みたいな大人の色気は、三〇くらいのガキには出せないって~」
「ていうか常務、式はいつですかー?」
「披露宴はやっぱり、幹部しか出席出来ないんですよねぇ?」
「わーいっ。私は秘書室だから、佐々田さんの同僚枠で出られるわ~」
「あっ、佐々田さん! その枠に私も入れてー」
「あ、僕も出たいです! お二人の門出を一緒にお祝いしたいですっ!」
そう声を上げたのは、営業部で一番の成績を上げている、入社三年目の男性社員だった。
三年前の親睦会で七緒に助けられた彼は、真剣な表情と声で訴えた。
「佐々田さんは、内面も外見も美しい、素晴らしい女性です! 彼女を見初めた桐矢常務は、とても見る目があると思います! 僕はお二人のご結婚を、心から祝福します!」
するとその声を皮切りに、至る所から同意の声が上がった。
「私も、佐々田さんはイイ子だと思う! 常務とどうぞお幸せに!」
「常務も、今度こそ幸せになって下さいね!」
「つーか一回り年下の嫁さんとか、メッチャ羨ましいんスけど!」
「黙れ小僧! そんなの桐矢常務くらい素敵だから、佐々田さんだってプロポーズをオッケーしたに決まってるでしょ!」
「ていうか、あの塚川君は!? もしかして振っちゃったの!?」
ゴシップ好きな女子社員の言葉に、七緒は赤い顔で「あ、はい」と頷いた。
「彼は本当に、ただの幼馴染で……」
「でも塚川グループでしょ!? 西の不動産王って言われてる、あの塚川グループのお坊ちゃんだよね!?」
「えっ、そうなんだ!」
「じゃあ佐々田さんは、その御曹司の求愛を蹴って、桐矢常務の方を選んだってこと!?」
「きゃあ、凄い! 本物の愛だねっ!」
「ねーっ、あっちもかなりのイケメンだったのにねーっ」
「いやいや、やっぱり私は常務派だわーっ。常務みたいな大人の色気は、三〇くらいのガキには出せないって~」
「ていうか常務、式はいつですかー?」
「披露宴はやっぱり、幹部しか出席出来ないんですよねぇ?」
「わーいっ。私は秘書室だから、佐々田さんの同僚枠で出られるわ~」
「あっ、佐々田さん! その枠に私も入れてー」
「あ、僕も出たいです! お二人の門出を一緒にお祝いしたいですっ!」