愛され秘書の結婚事情*AFTER
 余裕のない前戯を早々に終わらせて、悠臣はいきなり自身を彼女の中に突き刺した。

「ああっ!」

 鋭い悲鳴を上げ、七緒は咄嗟に男の体に両腕でしがみついた。

 そうしていないと、どこか遠くへ飛ばされてしまいそうだった。

 悠臣の方も、どこにも逃さないというように、彼女の腰と背中を両手でしっかり掴んでいた。

 ハァハァと荒い息を吐いて、悠臣は無心にストロークを繰り返した。

「はっ……あ、……や……」

 いつもより乱暴で雑な扱いを受けながら、七緒はけれど、自分でも信じられないほど感じていた。

 そして男が達する前に、彼女の方が限界を迎えた。

「ああっ……!」

 相手の首に両手を掛けたまま、七緒は大きく仰け反って、全身をブルブルと大きく震わせた。

 彼女の震えが治まるのを待って、悠臣は器用に彼女の体勢を変えた。

 床に足を着き、後ろから突かれる形で、七緒はまた激しく責め立てられた。

 テーブルに突っ伏す姿勢を取らされ、両手を上から包むように掴まれ、抗う声さえも出す暇を与えられない。

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