これは恋ですか。
「…え?
威?それとも、まさか…
大和?」

ジュンさんが、私の後ろからやってきた大和に目を丸くしてる。

「威は今、ジュンさん好みの、すごいマッチョでしょ?
俺は大和です」

「そーよね。よく見れば、ヒョロヒョロだわ。
威は昨日も来たばかりだし。
大和が小綺麗になってるから、びっくりしたぁ。

うふふ。
ここで会ったが百年目。
今日こそ、スーツ作るわよ。あんた、もうすぐ大事なパーティでしょ?威に聞いてるわ。
威は、とっくに用意したわよ。
あんたはまた拓人のスーツ借りるつもりでしょ?
体型に合わないスーツを着るなんて、許せない。アタシのデザインなら尚更のこと」


「パーティ?何だっけ?」


「祝賀パーティーじゃなかったかしら。
COOGAの会長さんが何とかって賞を授与されたって威が言ってたわ」


「あー爺さんのパーティかぁ。
それは、さすがに行かなきゃマズイな。

じゃあさ、華子、俺と一緒にいこう。
華子が行くなら、スーツ作る」


え?何故、私?

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