これは恋ですか。
弟の大和は、幼い頃から周りの大人たちを戸惑わせる存在だった。
幼稚園に入ってもほとんど喋らない。
周りの子と遊ぼうとしない。
発達障害の疑いがあると言われていた。
外に出ると、いつも俺の側を離れない。
俺の右側に立って、左手で俺の腕を掴みながら、興味を持った対象をじっと見つめる。
対象は、虫だったり、車だったり、ブランコだったり。夢中になった大和は、その対象以外何も見えなくなる。俺を掴む左手だけが現実世界と繋ぐ唯一の生命線だ。
大和がいつも右側にいるから、俺は左利きになった。
俺にとって、大和はスゲェ弟だった。
爺さんにくっついて会社の工場に行くのが俺たちの一番好きな時間だった。
俺は工場の近くで休憩中の若い従業員の人とサッカーしたり、体を動かしていたけど、大和は、何時間でも作業を見つめている。
そのうちに、自分でも機械を組み立てたりして、ちょっと壊れたおもちゃくらいなら直せるようになった。
幼稚園に入ってもほとんど喋らない。
周りの子と遊ぼうとしない。
発達障害の疑いがあると言われていた。
外に出ると、いつも俺の側を離れない。
俺の右側に立って、左手で俺の腕を掴みながら、興味を持った対象をじっと見つめる。
対象は、虫だったり、車だったり、ブランコだったり。夢中になった大和は、その対象以外何も見えなくなる。俺を掴む左手だけが現実世界と繋ぐ唯一の生命線だ。
大和がいつも右側にいるから、俺は左利きになった。
俺にとって、大和はスゲェ弟だった。
爺さんにくっついて会社の工場に行くのが俺たちの一番好きな時間だった。
俺は工場の近くで休憩中の若い従業員の人とサッカーしたり、体を動かしていたけど、大和は、何時間でも作業を見つめている。
そのうちに、自分でも機械を組み立てたりして、ちょっと壊れたおもちゃくらいなら直せるようになった。