これは恋ですか。
私の答えに、黒川さんが何やら首をかしげる。
「まてよ、九条…
もしかして、九条さんのお父さんって、国際文啓大学名誉教授の、九条実朝(さねとも)さんですか?」
父の職業にフルネームまで出てきて、ビックリした。
「まぁ、黒川さん、父のこと、ご存知なんですか?」
「以前、拓人に、九条家のお嬢様が秘書課にいると聞いた気がして。そうですか、あなたでしたか」
黒川さんは、なるほどと、関心するようにうなづいた。
九条家のお嬢様、か。
副社長、私のことそんな風に説明しているんだ。
なんだか、ガッカリしてしまう。
仕事、頑張ってるんだけどな。
私って、やっぱり九条家のお嬢様としてしか、認識してもらえないんだろうか。
「九条実朝さん?
以前、ニューヨークで大学の特別講義にいらした時に、私、日本人として頼まれて助手を務めたことがあるわ」
桜木先生が、不意に父の名前に反応した。
落ち込みかけていた気持ちが俄然上向きに変わる。
え、え、お父さんと桜木先生、まさかの知り合い⁈
「そうなんですか?!
奇遇ですね、桜木先生。父がお世話になりました」
共通の話題が見つかって嬉しいな。これで、少しお話が出来そう。
「まてよ、九条…
もしかして、九条さんのお父さんって、国際文啓大学名誉教授の、九条実朝(さねとも)さんですか?」
父の職業にフルネームまで出てきて、ビックリした。
「まぁ、黒川さん、父のこと、ご存知なんですか?」
「以前、拓人に、九条家のお嬢様が秘書課にいると聞いた気がして。そうですか、あなたでしたか」
黒川さんは、なるほどと、関心するようにうなづいた。
九条家のお嬢様、か。
副社長、私のことそんな風に説明しているんだ。
なんだか、ガッカリしてしまう。
仕事、頑張ってるんだけどな。
私って、やっぱり九条家のお嬢様としてしか、認識してもらえないんだろうか。
「九条実朝さん?
以前、ニューヨークで大学の特別講義にいらした時に、私、日本人として頼まれて助手を務めたことがあるわ」
桜木先生が、不意に父の名前に反応した。
落ち込みかけていた気持ちが俄然上向きに変わる。
え、え、お父さんと桜木先生、まさかの知り合い⁈
「そうなんですか?!
奇遇ですね、桜木先生。父がお世話になりました」
共通の話題が見つかって嬉しいな。これで、少しお話が出来そう。