これは恋ですか。
「恋人なんかじゃない。
私は、拓人と一緒に一条の為に戦う。その為に弁護士になったの。
私の人生を一条拓人に賭けたのよ。これから、拓人の、右腕としてバリバリ働くわ」

「恋人じゃ、ない?」

桜木先生の言葉に思わずホッとしてしまう。
副社長が誰か一人のものじゃなかったことに安心してしまった。

「まぁ、恋人なんて枠には収まらないな。
頼もしいだろ。俺の右腕」

「じ、じゃあ、私は副社長の左腕になりたいですっ!」

思わず叫んでしまった。


恥ずかしい!副社長もちょっと驚いた顔してる。



「可愛い。
よかったわね、拓人。こんな可愛い子が側にいてくれて」

桜木先生はにっこり微笑んで立ち上がった。


「どこ行くんだ?」

「ちょっと、お手洗いに」

< 58 / 140 >

この作品をシェア

pagetop